走行中にエンストし、「メイン系統の電源が完全に落ちちゃう」ということで、メインリレーを交換したのですが症状は相変わらず・・・。
まだまだつづく?電気系の不調記事です(笑)。
前の記事は こちら から。
アイドリングの暴走は・・・
っで、「温まってくると暴走気味」のアイドリングに関しては心当たりがありまして・・・。
ズバリ「バルブ隙間の詰めすぎ!」です。ちょっと攻めすぎたかな?
最近は ( 季節的に ) 気温も高くなってきて、油温の上昇も早めです。狭めに調整してから、しばらくの間ほったらかしでしたから、これが影響してるんでしょう。
・・・先延ばしにしていた、アレやコレの一つを片付けてっと。
・・・少しゆるめで調整して試走です。あえて渋滞気味になる道を選んで・・・。
っで、アイドリングは安定・・・しません(笑)。
暴走気味な感じはかなり薄れましたが、安定とは言えない感じです。
アイドリングの乱れは、バルブの隙間だけではないようです・・・。
心当たりはハズレだな!
あらためて現状を・・・
エンジンがそれほど熱を持っていない間には症状はでません。
っで、 エンストした後の症状として「メイン電源は生きている」場合と「メイン電源が完全に落ちる」場合がある。
それぞれを具体的に・・・
・エンストはするが「メイン電源は生きている」時には・・・
停車中であればスタータースイッチで直ちにエンジンスタートが可能。
走行中の場合は、メイン電源はおちていないので、オシガケの理屈で自動で復活し、そのまま走行可能。
・エンストにより「メイン電源が完全に落ちる」時には・・・
メーター照明、ニュートラルランプ、油圧警告灯も消灯。ヘッドライト、ポジションランプも消灯。スターターボタンも無効です。メイン電源が復活すれば、エンジンを冷やさなくても、そのままなんとか走れます。ただし、電源落ちの症状が出ながらです。
っと、
冒頭にも書きましたが、最近の症状として、温まってくるとアイドリングが乱れます。
エンジン回転数の ” 高低差 ” が激しく、しかもかなり不規則です。
あくまでもイメージですが、しかも純正アナログタコメーターなのでアレですが・・・
通常だと1000rpm/minに対して、± ~100rpm/min で収まる振れ幅が、± ~300rpm/min で振れる感じです・・・300は盛りすぎかもしれませんが、そんなイメージです。しかも、かなり不規則なので、タコメーターの針をみながら「アイドリングは何処で合わせればいいの?」っな感じです(笑)。
・・・情報収集
そろそろ手詰まり感が・・・
素直に降参して、プロの方に・・・
ウエブを徘徊して情報収集です!
他メーカー・他車種ですが、ピックアップコイルの不調でエンストの記事が・・・
冷間時にテスターをあててテストしても、数値は範囲内で導通も異常なし!っが、温まるとエンスト。
・・・エンジンが冷えると復活する ( してしまうw ) ので、電源が落ちた状態で押して帰り!まだ冷えていない、その状態でチェックし、異常を確認!!交換後は見事復活した!!っという内容です・・・。
グルグルに巻かれた、細~い銅線が熱の影響をうけて・・・
なるほど、あるかもしれない・・・。
ピックアップコイルの交換
残りはコレ、か、ハーネスです。どちらもテスターで確認済みですが、異常を確認できていません。っが、どちらも冷間時の測定です。
「エンジンが温まるまでは症状が出ない」ということで、まずはコレの交換です。
配線の通りは・・・
ヒューズボックスは外したほうがいいのかな?
っで、スターターリレー周りも外して・・・
エアクリーナーボックスはボルトを緩めればズラせますけどウチのはそのままでオッケーかな?
下準備はオッケー。
それでは、パルシングカバーを外してっと、
ピックアップコイルを外して・・・逆側のカプラーを外して・・・
コイル側に引っぱり抜く感じで・・・
どんどん押し込んで引き抜いて、押し込んで引き抜いて・・・
エアクリーナーボックスの下を通って・・・
っで、エンジンオイル給油口の後ろを通って・・・
「もしかしてオルタネーター外さないとダメですか?」
・・・ここはカプラーを通すんじゃなくて、配線の前後を入れ替えてコイルの配線を一番手前に持ってきて、その配線を給油口の手前に引っ張り出して・・・
何とか通せました(笑)
あとは、新品コイルの配線をもとのラインに通してっと・・・
それから、コイルの隙間を調整して・・・なのですが、取付フレームに長穴は開いていませんので、本体のみで一旦固定してから、テコを使ってグイっと曲げて調整ですね。
その後、隙間調整が済んだピックアップコイルを外し、キャップ磁石よろしく磁力集中用?( 向きが違うか w ) 兼、固定力アップ用?の鉄枠を古いピックアップコイルから入れ替えて本固定です。
改めて隙間を確認して、問題がなければパルシングカバーを取り付け、カプラーをセットすれば作業終了です。
隙間は、0.5㎜~0.9㎜が基準値です。
っで、結果は・・・
おさまったかも!
これまでは油温80℃くらいから怪しい感じがしていたのですが、100℃超えてもエンストしませんし、アイドリングも安定しています 。「試運転がてら10㎞程度」っと走りに出かけたのですが、なかなか症状が出ず、ウキウキ気分 ( ←年齢が・・・w )で距離をのばし、35㎞ほど走行し何事もなく帰宅。
その後も、通勤で使っていますが、今のところ不具合はでていません。
完全復活!! です。
・・・ん?ちょっとまって!
ピックアップコイルの不良から、点火タイミングがうまく拾えなくて、
「メイン電源は生きたまま、エンスト」
っと、
「アイドリングの乱れ」
は、なんとなくつながるけれど、
「メイン電源が完全に落ちる」
は、どうなのよ?
ピックアップコイルと関係ある?
「・・・。」
メインが落ちるからエンストじゃなくて、
エンストするからメインが落ちる?=エンストしなきゃメインは落ちない?
「???」
・・・エンストしないし、メイン電源も落ちないのです!
「・・・わからん!」
不調が出るまで様子見???です!(笑)
つづきの記事は こちら から。