基本的な調整の仕方は 別記事 にあります。今回の記事では、もう少し突っ込んだ、濃いめな内容・・・ではなく、私の 独り言 です(笑)。
言い出しっぺ!が、どなたかは知りませんが(笑)
「羊羹を切る感覚で・・・」
っと、いうのがありますよね!
バルブの隙間を調整する時の「シックネスゲージを抜き差しする感覚」を例えたものです。
「な~るほどなぁ~。」
っと、感心する反面、”井村屋の水羊羹!” と ”北九州のくろがね羊羹!”とでは力加減も違ってくるよねぇ!(笑)。
感覚
圧縮上死点に合わせたバルブの隙間に、シックネスゲージを滑り込ませます。
十分に感覚を研ぎ澄まし「羊羹を切る感覚」で抜き差し・・・
まな板にのっかる羊羹を頭に浮かべながら・・・
「バッチリ、完璧に仕上げたぜ・・・」
っで、そのままの状態 ( クランクを回したりせず ) で、たった今、調整したばかりのバルブの隙間に 0.01mmプラスしたゲージを入れてみます。
・・・確実に入ります。
下手すると0.02㎜ プラスでもギチギチなら入ると思います。
・・・私の思う「羊羹を切る感覚」で調整すると、「狙った数値」よりも広めに調整されちゃうんだよなぁ。
狙った数値
でっ!
これを、狙った数値にたいして
「広めになってしまう」
っととるのか、それもふまえた上で
「それで良し」
とするものなのか・・・。
・・・答えがわからないです(笑)。
っと、なると結局は「オレ流 ( ←古い? )」で、答えを探すしかないんだよなぁ。
たわごと
っで、俺流・・・。
規定値の最狭 ( 0.13mm ) のゲージを使い
「羊羹を切る感覚」で調整です!
・・・なんで?
狙った数値は、0.14 ~ 0.15mm 。
↑ 吸気側の話です。
先の結果を加味した、仮想の隙間調整です。
実際にその数値に調整できているのかは、わかりません。そして、それが正しいシックネスゲージの使い方かどうかもわからないのですが・・・。
カムチェーンのたるみ
バッチリ調整した隙間なんだけど・・・
16個のバルブ隙間の調整を終え、一息つきます。
「フゥ~。」
・・・
「念のために確認しとくか・・・」
ヘッドカバーをかぶせる前に、もう一度ゲージを差し込みます・・・。
「一巡すると、さっきとビミョ~に違ってない?」
「ぬぅ~。」
チェーンを輪っかにして、スプロケットにかけた時点で、「たるみ ( 伸び ) 」の多い場所と少ない場所って絶対あるよねぇ・・・。
反時計回りにクランクを回し、カムチェーンを張った状態で " T " マークをあわせて隙間を調整するのですが・・・
その部分 ( 張った部分 ) の「たるみ ( 伸び ) 」に、多い場所と少ない場所があるということは、当然カムスプロケット側の「遅れ・進み」にも影響するはずだよねぇ・・・。
とりあえず、なんか目印になるような・・・なんかあるね・・・
っで?
カムチェーンの位置は何か目印を決めて、毎回おなじところにセットしてから調整することにして・・・
仮想の隙間で調整 ( 正しいかどうかは置いといて ) することにして・・・
これからデータとりだな(笑)。
データとりって・・・気持ちいいとか?音少な目とか?
シャシダイでパワーチェックもしなければ、サーキットでタイムアタックもしないよねぇ・・・。
答えは見つからないんだろうなぁ(笑)。