一旦は、解決したと思えた不具合 ( エンスト ) ですが、残念なことに!?再発です。しかも、日に日に頻度が高くなってきています。
前の記事は こちら から。
「ぬぅ~・・・きてるなぁ~・・・。」
と、付き合いが長く、” わかっている ” ので半分楽しんでいますが、古い車両 ( 旧車 ) を中古で購入して、半年もたたないうちに、この状況だと、間違いなく「心が折れちゃう・・・」くらいの頻度です(笑)!
ー はじめに ー
注意!
最後まで読んでいただいても、なにも解決しない記事です(笑)!
「おとーさん、がんばってるなぁ~。」っと、” 単なる読み物 ” として楽しんでください。
ー ー ー
メインキーでもない。キルスイッチも一応ですが対策済み・・・。
「ぬぅ~・・・」
こういう時は、困ったときのサービスマニュアルです。
「点火系統のトラブルシューティング」を開いてみます。
" 開始 "
↓
" ICイグナイターとピックアップの点検 "
↓
" 両部品の点検結果は良好か? "
↓ ↓
” はい ” ” いいえ "
と、続いていきます・・・
点火系は、とりあえずそこからなんですね!
「カワサキ!」っと感じるのは私だけでしょうか(笑)。
それでは
イグナイター!
いってみよ~ぅ!!
イグナイターの点検
内部抵抗値の測定です。
計測するピンの数は6ピン+4ピン=10ピンです。こいつのリーグ戦 ( 勝敗を決めるわけではないですが ) ですから45試合分 ( 勝敗を決めるわけでは・・・ ) を計測です。
「ん?ドコとドコを当ててたんだっけ???」は確実です ( 私だけ? ) 。
マニュアルに直接数値を書き込むのもアレなんで、総当たり表を作ってから~の計測がいいと思います(笑)。
数値結果は
ちなみにマニュアル指定のカワサキテスターは持っていませんので、フツーのアナログテスターで計測しました。赤で〇したところは基準内です。
テスターで示す数値がデタラメなところが、た~っくさんあるのもアレですが、表では ∞ を示さないといけないところにテキトーな数値が出ていたり、抵抗値があってはダメなところにもテキトーな数値が出ていたりしています。
・・・
イグナイターだな!
イグナイターが犯人だと決めつけるのはアレですが ( ちなみに、ピックアップコイルの測定結果は良好でした。 ) 、点検結果が良くないことは確かなので、どちらにしても交換ですね。
っで、パーツカタログ検索でつらつらつらっと・・・
見積フォームにセットして確認っと・・・
”上記の部品番号は販売完了っと・・・。
出ないじゃん!
「ぬぅ~・・・」
っで、どうする?
ものがモノだけに、できれば新品でいきたいです。
っで、調べてみると、他車種からの流用ができるんですね!
っということで、ZZR1100のイグナイターとピックアップローターを見積り・・・。
C型、D型、どちらも出ませ~ん!
純正部品 ( 流用含めて ) をつかっての、新品交換は諦めるしかない様です。
「どうしよう・・・。」
他に打つ手は・・・っと、さらに調べていると、他車種ではありますが、イグナイターを切開して中の基盤を取り出し、半田ごてを使って電子部品を交換している方が・・・。
すげ~っす!
どうせ、中古のパーツで対応しなきゃならないのなら、ダメもとで、いっちょチャレンジしてみますか!
とは言え、現状のイグナイターは片道 10㎞ の通勤路をエンストしながらも、なんとか往復できています。なので、とりあえず取っておきたい・・・。
ZX-10ならいけそう???
ということで、” ダメもとチャレンジ用 ” のイグナイターをオークションサイトで物色するわけですが・・・。
「A12 用はでてないですねぇ~。中古パーツは出会いですからね。当然ですが、無いときは無い(笑)。」
「そもそも A12 用じゃないとダメなの?」
っということで、 "GPZ900R イグナイター CDI " で検索っと・・・。
年式でピンの数が違うんですね。私の愛車 A12 と同じ 2 カプラー 10 ( 6・4 ) ピンは、国内仕様だと A8 から・・・輸出仕様だと A12 からなんですね。他に、ZX-10 の物も同じ10ピンでどうやら使えるらしいっと・・・。
・・・こういう ” オタク ( マニアック! ) な情報って、すっごく助かります!ZZR1100流用や、イグナイターの修理等も含めて、細かい情報を惜しげもなく!公開されている方々には、ほんとに ” 感謝 ” です!・・・
っということで、ZX-10 の物を安値で落札!
ダメ元で・・・
っで、届いたイグナイターをまずはチェックです。
A12用と違うのはわかっていますが、” いい感じ " な抵抗値が測定できれば、バラさずにそのまま使用してもいいですからね!
・・・
遠慮なくやらせて頂きます(笑)!
基盤を取り出すために、ケースにはめ込んである部分を削り落としていきます。全周ではなくて、隣り合う2面を落とせば取り出せます ( 下・右側の写真を参考にしてください )。アクリルカッター使用です。
っで、基板上の部品を交換です。
ここまでやろうって方は、半田ごての使い方等の説明は要らないですよね。っということで、少しは役に立ちそうな?私が交換した部品のリストを・・・ なんですが、なぜこのようなリストになったかの理由を・・・。
・経年により、筒状の " 電解コンデンサー " がダメになるらしいです。
・電解コンデンサー以外の、セラミックコンデンサー、フィルムコンデンサーは長寿命らしいです。
・トランジスタは半永久らしいです。
・・らしいばっかりですいませんが(笑)、このような理由から " 電解コンデンサーを総取り換え " というメニューにしました。
↓ 電子部品が乗っかている表側?から見た図です。
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注意!!
糊 ( 絶縁剤 ) をはがす等の作業で、コンデンサーに書かれてある数値が判別しにくくなった物もありました。なので、正確ではないかもしれません。あくまでも参考程度にしてください。④の10Vがあやしい・・・。
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っで、結果は・・・
とりあえずエンジンはセルで一発始動。フケ上りも問題なく、スロットルに忠実に反応します。
っが、問題のエンストに関しては・・・残念な結果になってしましました。
取り付けた当初は、元の ( 日に日に悪い状況になっていった ) イグナイターよりはいくらかマシな感じでしたが、一週間を通して使用してみた結果は、元のイグナイターと同様、日に日に悪くなっていく様な感じでした。
ぬぅ~。
修理は諦めます!!
・・・「GPZ900R を諦める!」では、ないですよっ!
「イグナイターの修理」は、諦めるですからね(笑)。
あくまでも素人の考えですが・・・
∞ を示さないといけないところにテキトーな数値が出ていたり、抵抗値があってはダメなところにもテキトーな数値が出ていたりの時点で、コンデンサーの異常 ( パンク? ) だけではないような気がします。こちらの方面に詳しい方なら、「あれと、アレを交換すれば・・・」っとなるのかもしれませんが、知識も ( 半田付け ) 技術もハテナ?な、私が気軽に手を出すところではないような気がします。
・・・ここでギブアップです!
っで、問題は解決していないので、もちろん「つづき」があります。なのですが、この記事、すでに3000文字をこえています(笑)!
ゴメンなさい!続きは別記事で・・・乞うご期待!?
つづきの記事は こちら から。