何とかなるさ!何とかしなくちゃ!?

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NUTEC ( ニューテック ) 「 ZZ-02 」

NUTEC のエンジンオイル「ZZ-02」のインプレです。このオイルの印象を忘れないために、私のためのメモ書き・・・です。

※ 使用期間は '22 の夏の終わりから、秋が過ぎて 年を越した ’23 の冬の頭まで。「真夏が抜けてんなぁ・・・」っと、書きかけでしまっていた記事を「まぁ、いっか!?」と、ひっぱりだしてまとめた記事になります(笑)。

記事を寝かしておいた間に、パッケージが・・・旧パケ!!(笑)

ー はじめに ー

'70 年生まれのオジさんが、主に通勤で使用する GPZ900R に使用してのインプレです。ライダーの好み、使用状況、マシンとのマッチング等ありますので参考程度で・・・。

ー ー ー 

 

第一印象

第一印象は「シャバイ!?」と感じるのですが、なじんでくるとその中になめらかさがプラスされてくる感じがします。

サラサラだけれど不安な感じはなく

       気持ちよく、良く回る。

・・・危なっかしいにほいを感じさせないのはプラセボ効果か ( 名の知れたブランドのエステル系 w ) ?

それから、当たりが柔らかい!?・・・まるで、エンジン内部の金属パーツが柔らかくなったかのように?(笑)硬いはずの金属同士の当たりが、なぜだか柔らかく感じられます ( ← なんじゃそりゃw ) 。

独自のベースカテゴリー!?

NUTEC のホームページで「ストリート、ライトチューニング用」とされるカテゴリーのエンジンオイルを見てみると・・・

「ZZ-03」と「ZZ-04」 は " 水素化精製ミネラル " 。

「ZZ-01」と、今回紹介している「ZZ-02」は " 化学合成 ( エステル )  " 。

っとなっています。

・・・ニューテック独自の、いわゆるベースカテゴリーですよね?

っで、 " 化学合成 ( エステル )  "

・・・100% とも、FULL とも表記してないんだなぁ。

だけど、わざわざ " 水素化精製ミネラル  ( グループⅢ相当??? ) " と、別にしている理由は・・・。

「ハッキリとぉ~!!」(笑)

ちなみに、上位にある「NC-40」「NC-41」は " 100%化学合成 ( エステル系 )  " っとうたっています。

JASO規格は・・・

MA、MA2の表記はありませんが、2輪、4輪どちらにも使えるようです。

パッケージ

今回私が使用したパッケージは、内容量1リットルの紙パックです。

この内容量だとですねぇ、GPZ900R には少々メンドくさいです。

フィルター交換時のオイル必要量はぴったし3リットル。リッター売りだからと「3パックでOK!」っと購入した場合、必要量を満たすには、ワンパック開けるごとに容器に残った ( へばり付いた ) オイルを絞りださないといけないです(笑)。← 4パック用意しとけばよいだけでは!?

意地でも絞り出して、無駄にしない!っということからECOなのか(笑)?

パック入りの焼酎よろしく、最後のいっ滴まで絞り出す!(笑)

シフトフィーリング

ニュートラルから1速へのシフトダウンは「パン!」です。

しっとり「ストッ。」でもなく、あらあらしく「ドスン!」でもなく「パン!」です(笑)。「その先の 2→3→4→5 へのシフトアップは「ぬィ・ぬィ・ぬィ」。ダウンも同じく「ぬィ・ぬィ・ぬィ」(笑)。「スコスコ・トントン」っと吸い込まれるような小気味よさはないです。

冬場は・・・

冬場の始動は問題なし。特に温まりが早いということはないですが、もとがサラッとしているので、暖気もそこそこに回転数を抑えめで走り出してもグズルことはないです。

耐久性

" 旬 " はあっという間に過ぎます(笑)。

滑らかなフィーリングが感じれるのは、数百キロです。ですが、だからといって比例してシフトフィーリングも悪くなるということは ない です。シャバってきてるな~っと感じながらも我慢して?「シフトフィーリンングが悪化してきたら交換」っでいいのか・・・な?

フィーリングの問題だけで、実はけっこーロングライフかもしれないです。

ノイズ

こちらのオイルに変えることで、メカニカルノイズが小さくなったと感じることはなかったです。

ヘッド周りのカチャカチャもですが、クランクケースからのゴロゴロが気になるようになったような・・・。

「メカノイズ」っということでいえば、各部クリアランスが大き目な、古いバイクとの相性はあまりよくないかもしれません。

エステルのちから?

オイル交換時の、手指にまとわりついてくる、極薄油膜の「しつこさ」が半端ないです。

役目を終えて ( まだまだつかえる?? ) オイルパンから排出された「ZZ-02」の油膜は

「ネトネト」で「ねちゃねちゃ」です。

交換時に汚れた、手指、フィルターカバーを清掃するために吹き付けるパーツクリーナーの量は、いつもより ( ほかのオイルでの交換時より ) 多くなります(笑)。

この「しつこさ」は、ドライスタート時によい効果を発揮するのではないかと想像します ( 素人の妄想ですw ) 。

まとめ

軽い吹け上がりと、しつこい油膜には惹かれますが、もう少し「旬」を味わいたいです(笑)。

なんとなくですが・・・今回使用した「ZZ-02」。ニューテックの製品の中でいちばん中途半端な ( GPZ900R に使うには ) ものを選んでしまったような気がしてます。

もうひとつ上の 「NC-50」、逆に鉱物油ベース?の 「ZZ-03」 だとまた違った印象になったのかもしれません。

本来は?ブレンドして使用するのが理想のようなところもあるようなので ( ホームページの Q&A からサポートされてたようです。 現在は受付停止 '23.10.18 ) 、「ZZ-02」単品では本領発揮 ( ノイズとか " 旬 " とか ) できなかったのかもしれないです。

あいまいなベースカテゴリと価格設定をふまえて・・・

「ZZ-02」単品での普段使いは、わたし的には「なし!」かなぁ・・・。

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